西ウイミンズクリニック > 治療内容 人工授精法(AIH)
人工授精法とは
タイミング法との違いは性交渉を行わず、洗浄濃縮処理した運動良好精子を直接子宮腔に注入するという点です。
これによって精子の遡上を助け卵子に到達しやすくします。
- 排卵日を予測します。(タイミング法と同様)
- 卵胞の最終的な成熟と確実な排卵を促す作用のあるゴナドトロピンを注射します。
- 排卵予測日当日、ご自宅で精液を採取し本人あるいは奥様が持参していただきます。(院内個室にて採取も可能です。場合によっては事前に精液を凍結して用いることも可能です)精液は洗浄濃縮処理することで精液内の雑菌を取り除くと同時に良好な精子を集めることができます。
この精子を子宮腔に注入します。 - 人工授精を行った2~3日後に受診し、確実に排卵が起こったか診察を行います。
黄体機能を高める作用のあるHCGの注射やホルモン剤を内服していただく場合もあります。 - 人工授精からおよそ2週間後、尿検査による妊娠判定を行います。
適応になる方は…
- 精子の状態の悪い方(精液検査にて基準値を超えていない方)
- フーナーテストの陰性の方
- タイミング法でなかなか妊娠しない方
- 射精障害、性交障害のある方